演奏会ドレスの選び方
女性の場合、演奏会で音楽の次に注目されているのがドレスです。演奏会は「聞くもの」であるとはいえ、思っている以上に視覚から得る情報も大切で、その演奏会の成功にかなり貢献しています。
私の知人も演奏会が終わった時に、友人たちから「そのドレスどこで買ったの?」と演奏そのものはそっちのけでドレスを絶賛されたことがあると言っていました。
しかし演奏会ドレスの場合、普段の洋服選びとは選び方が随分違ってきます。普段の洋服であれば、自分が気に入った色、気に入ったデザインのものを選べば良いだけですが、演奏会の場合はその雰囲気に合ったものを選ばなければなりません。
例えば個人的には明るいピンク色のドレスが気に入ったとしても、演奏曲がベートーベンの「悲愴」やショパンの「葬送」だと違和感が出てしまいます。こういう場合にはやっぱり落ち着いた深い色や黒が合うでしょうね。
またAラインやマーメードラインなどデザインも様々ですが、ピアノ演奏であればスカートにボリュームがありすぎると演奏に差し障ってしまうこともあります。基本的にドレスには華やかさを持たせたいところですが、ある程度機能性の面も考慮したいところですね。
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演奏会ドレスを美しく着こなすドレスインナー
せっかくの演奏会ドレスを美しく着こなすには、普段のインナーでは不十分。そもそも日本人は欧米人と比べると凹凸のない平面的な体をしていますから、欧米人の体型に合わせてデザインされているドレスを日本人でも同じように着こなすには、ドレスインナーの力に頼る必要があります。
例えばビスチェやセミロングブラ+ウェストニッパー。バストを高い位置に寄せ上げ、なおかつウェストラインにくびれを持たせるインナーで、ドレスのラインを美しく見せるのに欠かせません。
特に肩が出るドレスはストールなどで隠すとしても不意に出てしまうことがあって、ストラップのある普通のブラは不適切ですし、普通のストラップレスブラではバストの位置が下がってしまうので、どうしてもビスチェタイプに頼ることになります。
それから、ドレスのスカートの内側にに入れてボリュームアップしてくれる、パニエも使用したいところ。これでドレスを本来のデザイン以上に美しく見せましょう。
ただ、あまり大きすぎるとピアノ演奏の場合は邪魔になることもあるので、演奏する楽器によって大きさを考える必要があります。
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